季節のことば
白 ピンク 赤 黄色 紫,いろいろの色が濃く淡く自然の中に溶けこみ,風や光まで味方につけて春爛漫。
春といえば 桜。
平安時代の桜は山桜であったという。
平安人は,観て楽しむだけでなく,表を「白」裏を「赤花(あかばな)」のかさねの色目を身にまとい,美しい自分を表現した。
先日,歌舞伎「京鹿子娘道成寺」を観劇した。
それはそれは美しい華やぎの世界,平安時代まで遡って目にすることは無理としても,少し昔の時代に入り込んでしまいました。
「源氏物語千年」色々の催しがあるようです。
源氏物語を手に取ってみる,「桜のかさね」を春のファッションに取り入れてみる,多種の桜をたのしみ桜狂いする,などなど
東西東西(とざいとうざい),今年の春はどのシーンの幕を開けましょうか。