◆平成20年9月の作品
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●「社中作品」紹介コーナー
「酔」(すい)の一文字
「白玉の歯にしみとおる秋の夜は・・・」
を頭にイメージしながら筆を運びました。
野村和美
●9月の講師作品
わが屋戸(やど)のいささ群竹
吹く風の 音の
かそけき この夕(ゆうべ)かも
(おおとものすくねやかもち)
大伴宿禰家持
ハガキかけに入れて,「小さな秋」を玄関に迎えましょう。
●季節のことば
涼風を感じるようになり 木槿(むくげ)を多く目にするようになった。
子供の頃はちょっと毛羽立ったような花があまり好きではなかった。
大人になり,あの微妙な色合いがとても好(この)もしく思えるようになり,後年 万葉のころは朝顔の地位を得たこともあったと物の本で知ることができた。
耳で眼で心で いろいろなことを学ぶ。
玄侑宗久,茂木健一郎,志村ふくみ,福岡伸一,柳澤桂子,田辺聖子,保坂一志(敬称略)などなど,燈火親しむべき候,積ん読の中のどの一冊から何を教えてもらうか,たのしみの秋。
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