◆平成21年7月の作品
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●7月の社中作品
岩満節子
恕 ジョ
意味 ゆるす
思いやり
九十からの手習は なかなかですが
童心にかえりはげみたいと思ひます
節子
澤田百合子
「柱に寄りかかる十二単装束の女房が,
池にうつる月の光をみつめながら物思いにふける。
その上にハッとする美しい月が・・・・・。」
そんな場面を想像しながら書きました。
澤田百合子
●7月の講師作品
とりどりに色 あはれなる
秋草の花を ゆすりて
風ふきわたる。
伊藤左千夫
●季節のことば
季節のことば
強い日差しに,梅雨あけが近いのかなと思う。
五月晴,これぞ本当のさつきばれと独りごちして,空を見上げる。
草取りの終わった狭い庭の隅々まで,夏の光が届く。
風鈴,団扇,朝顔,ああ考えただけで心地よい幸せの風がぬける。
蜻蛉,蝉,クワガタ,カブトムシ,子供と遊び,学んだ夏の虫達,
いつかは 季語のみとして残るのか。
これからが本当の「水なし月」
ガラスの鉢などに 水草,ビー玉,金魚,日本の夏をたのしむ小さな室礼。
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