◆平成21年12月の作品

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●12月の社中作品
除夜
  お習字を始めて,初めての作品。
”芳春”の言葉のように春の花々の香りに包まれ 明るくおだやかな年を迎えたいと思います。
                吉崎江理子

●12月の講師作品 
枕草子
清水などにまいりて,
坂本のぼるほどに,
柴焚く香の,
いみじうあはれなるこそ,
をかしけれ。
    枕草子
はがき
ことしもお世話になりまして,有難うございました。
どうぞ,よいお歳をお迎え下さいませ。

●季節のことば
季節のことば2 季節のことば1
十月のぬけるように晴れた日,気分よく帰宅すると,30年近く前に親しくしていただいた方から,上京しますので 会いませんかとのハガキ。
子供達は,人の親となったり,親達にも それぞれの時が流れた。
子供を預かっていただいたり,いろいろのことがあった あの頃。
「ただ,過ぎに過ぐるもの,帆かけたる舟,人の齢(よわい),春夏秋冬」
よき人との出合いが又よき時を運び再会出来る。
師走の一日をたのしみましょう。

「ただ 過ぎに過ぐるもの,帆かけたる舟,人の齢,春夏秋冬」
    枕草子より

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