◆平成22年9月の作品
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●9月の社中作品は,岩満やす子さんです。
この詩を読んでおりますと何かそよそよ秋の風景
私の心もやさしくなります。
釈文 とりどりに色あわれなる秋草の花をゆすりて,
風ふきわたる。
伊藤左千夫歌
●9月の講師作品
ほほえみて,うつつごころにありたたす。
くだら ぼとけにしくものぞなき。
會津八一の歌
平城遷都1300年によせて取り上げてみました。
虫しぐれ
お月見
高いそら
さわやかな季節のはじまりです。
「鬼灯」(ほおずき)も描き添えて
●季節のことば
暑い八月の夕方 涼みに出ると,コウモリの飛ぶ姿を目にした。
あれ そういえば いつの間にか燕の姿がないなと気づき,行合の空を見上げる。
さしもの暑さも 角が取れ,次の季節へとゆっくり巡ってゆく様は趣がある。
世は遷都1300年。
座ったままでも目に耳に入る情報のなんと多いことか。
さわやかなこの季節,心は奈良へと馳せ,百済観音様とは
文字を使って触れてみる。
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