◆平成23年3月の作品
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●今月の社中の作品はお休みいたします。
●3月の講師作品
今月は,春を謳歌する作品にしてみました。
雪国の春は遅く,母にもう出しちゃったのと,言われながら 早々に飾った,「おひなさま」。
3月3日に吹雪になったりした,小さいころの ひなまつりを,思い出しながら。
春の海 ひねもす のたりのたりかな
蕪村
「花」を一文字で。
あなたは,どんな花をイメージしてお書きになりますか。
私は,桜の,少し散りはじめをイメージしてみました。
●季節のことば
やよいの季節のことば
やよひ なんと耳に心地よく,やさしい響
!!
なんか桃色の風が ゆっくり吹き抜けてゆく中に,淡く染まりながら 立っているように。
「清水へ祇園をよぎる桜月夜
こよひ逢う人 みな うつくしき」 晶子歌
桜月夜は晶子の造語であると ものの本に載っている。
さてその読み方,ある書作品で,「はなつきよ」とひらがなで書いてあるのを目にしたことがあり,気になりつつ 好きな歌だと思いつつ 不安を感じていた。
詩人でエッセイスト 高橋順子さんの文中に「桜月夜」(さくらつきよ)とルビがあるのを見つけ
そうですよね そうですよねと得心した。
桜がますます好きになりそう。
一年で一度 とち狂う 私の桜月夜
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