◆平成23年10月の作品
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●今月の社中の作品はお休みいたします。
●10月の講師作品
・清水などにまいりて坂本のぼるほどに,
柴焚く香(か)のいみじゅうあわれなるこそ,をかしけれ
(清水などに おまいりして,坂本をのぼるあたりで,柴をたくかおりがとてもしみじみと ひなびているのが,おもしろい)
鶏頭の絵も描き添えて。
さわやかなそら,こんなとき おしとやかな こころになるのが 不思議
10月の美しい空を文字にしてみました
●季節のことば
神無月の季節のことば
見知らぬ方に話しかけられ,小さな世間話をする。
席を譲っていただく。
閉まりかけたエレベーターを開けて下さる。
毎日何か小さな よかったと出合うこと多くなった気がする。
誰でも そういう気持があったのだと思う。
気持や考えは,言葉や行動に表さないと伝わり難い。
いろいろな季節のお伺い,お見舞,お礼,
少しだけめんどうな気持もあったりした年賀状。
「簡単に電話やメールでいいかな」を縦書(たてがき)の言霊(ことだま)にのせて お伝えする準備もはじまる。
スローライフ,少しだけかつての生活スタイルにもどってみるとなんだか心地よく,
又 見え方も違ったりするかもしれない。
竜胆(りんどう),月草(つきくさ),紫苑(しおん),美しい調べのような秋の襲(かさね)の色目(いろめ)を青い空に呟(つぶや)いてみる。
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