むつきの季節のことば
日本の少し前の正月風景の資料を広げてみる。
よい初夢を見るための宝船の絵,七草ばやし,鏡開きなど 今に伝えられているもの,伝えられてはいるけれど形が少しづつ変わっていったのかなと思えるものなどがあって おもしろい。
「春の野は気が広うなる 初め哉」
なんだか のどかで ゆったりして新しい年はなにもかもリセットされ
よいこと たのしいことが いっぱい用意されているような,心象風景のように思える。
「気が広うなる」これをキーワードとして,はじまる一年の時を大切に過ごそうと思う辰年の幕開け。