◆平成24年3月の作品

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●3月の社中の作品

奥田松子さんの作品   
十代の頃亡くした父,母,妹達を偲び
又亡き夫の冥福を祈りつヽ書きました
             奥田松子

●3月の講師作品 
はがき
春はやさしく,美しく,うれしいがたくさん。
出かけてみましょう。

「すみれ」を描き添えて春のはじまりのたのしさをお出しいたしましょう。
王維の漢詩の一節
王維の漢詩の一節
「落花寂々」を色紙に書いてみました

・扇面,長方形の紙,色紙とそれぞれ配字を変えて,書いてみます。
・筆は,長峰,又は,毛束の多いものなど工夫してみましょう。

●弥生の季節のことば
季節のことば1 季節のことば1 季節のことば1
弥生(やよい)の季節のことば

我が家にはテレビがない。
ラジオをつけて,耳からたのしむ。
隅々まで繰り返し新聞を読む。
又は本を読む。
これが日常である。

最近読んだ本は三浦しをんさんの「舟を編む」である。
「太古から未来へと綿々とつながるひとの魂を乗せ,豊穣なる言葉の大海をゆく舟」

辞書を作るという思いがけない内容である。
こっちの方はこう書いてあって,あっちの辞書は又,違うことが書いてある。
辞書によって載っていることが少しづつ又は大いに違うということに気づき
言葉の大切さ,ありがたさ,たのしさ,調べる比べる,そして理解し,納得する。
それを実現するのに時間もエネルギーも最大限使って完成に近づけていく。
若い女性作家の一冊の本。
おもしろくて おもしろくて,残りのページを惜しみつつ読み終えた。
再度ゆっくりと落ちついて読み返したいと思った一冊であった。

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