◆平成24年4月の作品
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●4月の社中の作品
美しい花のような,霧のように
やんわりふれるともなくふれた春の宵に見た夢
目覚めと共に消え去ったその感触を詠んだのでは と思い
表現してみました。
白居易(白楽天)の漢詩
五十嵐洋子
「ひとひらのあと 全山の 花吹雪」
野中亮介句
桜の季節,舞い散る花びらに感動して書いてみました。
折田瑞穗
●4月の講師作品
ひとひらの蝶々黄なり水の上
正岡子規
うきうきの春 桜の花をみに
ご一緒にいかが
●卯月の季節のことば
卯月の季節のことば
寒い,寒い,そして長かった。
趣のある冬枯れの色も長すぎると哀しく目に映る。
待ちに待った春が来た。
花が開きはじめ,香りは風になり私の心を春で充たす。
赤,ピンク,白,黄,うす紫,紫,
嗚呼(ああ)やっと春が来たのです。
今年もあそこのあの花,こっちのこの花にも出合うことができた。
心が浮きたち,目に入るものすべてに幸せの種をいっぱいみつけることができる。
まさに春爛漫。
芭蕉,西行,紀友則,在原業平,与謝野晶子と,その歌人ならではの桜に対する心を重ねて詠んでいる歌の数々。
その歌にふれて私も思いを巡らし,
空の様子,風の動き,ひとひらの花びら,一秒一秒の時の移ろいをいとおしむ。
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