◆平成２５年２月の作品

立春大吉
美しい季節と光が近くなりました。
春のふわっとした明るさをお届けします。

「利休のことば」をいろいろなものに書きました。

「竹炭（たけずみ）」に金の顔彩で
「花は野にあるように」と「華」を書きました。

花は，野にあるように
千　利休のことば
二月二十八日は，利休忌です。

如月の季節のことば

いろいろの文化，風習が中国から伝わり，続いたり　変化したりした中で，日本に伝わらなかったという「九九消寒図（くくしょうかんず）」がある。
５枚の花びらを持った梅花１６と１枚の計８１枚の花びらを白抜きで描くのです。
冬至の日から　花びらを１枚ずつ赤く染めていっく，にく，さんくの「１月９日」しくの１月１８日と寒さが増して　ごく　ろっくの１月２７日，２月５日　寒さの頂点に達し，立春のころ花びらの半分が紅梅に変わる。
しちく　はちく　と暖かくなり　くくに至って陽春となり三月五日，啓蟄のころ全枝が満開となるのです。
なんか　いいなあ　この遊びごころ。
寒さをたのしむということなのかもしれない。
そして一方春来たりなば冬遠からじの始まりでもあるわけです。