◆平成25年5月の作品
HOME
>平成25年5月の作品
●5月の講師作品です。
衣ぬけば 五月の松のこずえより
日あおくなかれ 肌に にほえる
若山牧水
鈴蘭の一輪づつに風わたり
永 六輔の句
●皐月の季節のことば
皐月の季節のことば
「風薫る初夏」 この季節よく耳に,目にします。
その季節ごとになにげなく使っている言葉にも出典や謂(い)われがある。
「古文真宝前集」(こぶんしんぽうぜんしゅう)の中にある 柳公権(りゅうこうけん)の漢詩
「薫風南より来り殿閣微涼(でんかくびりょう)を生ず」が出典であるという。
寒さの中 小さい色 小さいささやかな香りから始まった春。
一年の中で一番の華やかな桜で一つ心の締となり 風が動いて笑う山をやさしく撫でる。
時の移ろいは「襲ねの色目」も変わる心地よいころ
HOME
へ戻る