◆平成25年7月の作品

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●7月の講師作品です。 
短冊
「打ち水のしたたる草に,
ひかる露」
          小唄の一節
終わりに近づいた,雨の季節,草木を潤す雨を眺めながらいつの日か習いたいと思っている小唄の一節を書いてみました。
作品 短冊
「爽」の一文字を書いて涼しい風物を入れてみました。
百合の花も描いて,
「夏のたのしいこと たくさんあつめて,どうぞお元気で」
・暑中お見舞いをお出ししましょう。
 もちろん墨と筆で。墨は濃いのも薄いのも素敵です。
 決まりきった文言(もんごん)ではなく
 自分らしいことばで,先様の笑顔を想いながら。

●文月の季節のことば
季節のことば1 季節のことば1
文月の季節のことば

風がスーッと家の中をぬける。
うわっ 極楽と ゆっくり目を瞑る。
沈丁花,梅の花 桜の花 みかんの花
梅の実のかすかな香りと 順順にその時の香りを届けてくれた風。

昔,香木の香りを賞美する席で,古人は,大根をかじったという。
香りずくめで鈍感になった鼻を正常に戻すためで,漬物の別名「香の物」の語源となったという。
そうか馴れてしまうと感じなくなるのだ。

風神,雷神の神様 花やすらい風やすらいの日々が続きますように。

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