◆平成25年10月の作品

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●10月の講師作品です。 
料紙
良寛様はこの頃,弟子貞心尼さんの看病のもと,病床にあった様です。
この歌は辞世の句ではなかったかとの説があります。

 裏を見せ,表をみせて散る紅葉
                   良寛
「今必要なことを学ぶ」クラスでは,一筆箋,ハガキ,お名前とご住所を学ぶなどがよいかもしれません。
9月に続き,ボールペン,筆ペン,筆でかくためのレッスンです。
便箋 便箋
書き出しのコツがわかりましたらハガキ一枚秋のおたより出してみましょう。


●神無月の季節のことば
季節のことば1 季節のことば1
神無月の季節のことば
猛暑という言葉が耳から目から容赦なく届き,いつ果てるとも知れずと思われた夏も
ようよう鎮まり,ほっとする。
「無眼耳鼻舌身意」「むーげんにびーぜっしんに」
すなわち六つの感覚器官である眼,耳,鼻,舌,身体,心もない。
「何もないのである。」と心経は説く。
俗人の身では暑い中のささやかな風や花,ひぐらしの声から 月の光へと誘い,心惑わされ流されて,
季節の変わりに身を置くばかり。

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