◆平成25年12月の作品

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●12月の社中作品です。

三橋すみこさんの作品
あかねさす紫野(むらさきの)ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる。
             額田女王(ぬかだのおおきみ)
紫草の植えてある野や,立ち入り禁止の野を,あなたはあちこちと行き私に袖を振ってあいずをするのを野の番人は見とがめないでしょうか。
万葉の恋をしのびつつ
                 三橋すみ子
矢萩良子さんの作品
一陽来復
易経のことば 冬至の意
冬が去り春が来ること
悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方にむいてくる意
       矢萩良子

●12月の講師作品です。 
枕草子
降るものは雪。
霰(あられ),霙(みぞれ)はにくけれど白き雪のまじりて降る をかし。
                     枕草子
はがき
紅葉の色が今も目に残っております。
お誘いいただき,有難うございました。
又ご一緒させて下さいませ。
寒くなってまいりました
お身 お大切に。 かしこ
たのしい字手紙
はがき はがき
淡く「梢の空」と書き,お届けする言葉を入れます。
「梢の空」とは,木々の葉がすべて落ちた木立の間からみえる空のことです。


●師走の季節のことば
季節のことば1 季節のことば1 季節のことば1
十二月の季節の言葉

師走の外に,どんな異称があるかと本を繙(ひもと)いてみた。
調べても語源のよくわからないもの,
なるほどと思うものなど,三十近くある。

「野分(のわき)(台風のこと) 例の年よりも おどろおどろしく,空の色変りて,吹き出(い)づ。
花どものしをるるを。」
源氏物語に野分の名描写の段がある。
一年のいろいろのことを振り返れば まさに今年は「例の年よりも おどろおどろしく」であったように思う。
二十二日の冬至を過ぎれば太陽の「力」も蘇る。
今年もなんとかこの月を迎えることが出来た。
新しい年に明るい望みを託して,
座して除夜の鐘を聞こうと思う。

「今必要なことを学ぶ」クラスでは,一筆箋,ハガキ,お名前とご住所を学ぶなどがよいかもしれません。
  ボールペン,筆ペン,筆でかくためのレッスンです。

さあ書いてみましょう。
年賀状の,先様のご住所,お名前のレッスンにもなると思います。
お名前 住所は筆ペンを使いました。
便箋

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